目玉焼きを作ったり、魚を焼いたりしても焦げ付かなかったけど年数が経つと付いちゃいますね・・・
フッ素加工のフライパンは表面がコーティングされているので、
焦げを落とすのにあまりゴシゴシすると傷んでしまいます。
正しい使い方や焦げ落としの方法を解説していきたいと思います。
ティファールのフライパンが焦げ付く!
家で使っているのは、約1年前に購入したティファールのフライパンです。
サイズは21cmと28cmの2種類を持っていて、特に21cmのフライパンは日常的に非常に便利で、ほぼ毎日使っています。
しかし、1年経過すると、このよく使うフライパンが徐々に焦げ付き始めました。
特に卵焼きなどを作る際には、フライパンにくっついてしまい、もう使えない状態になってしまいました。
フライパンの中央部にはまだお知らせマークが見える程度ですが、表面全体が茶色く変色しています。
この茶色い変色は汚れではなく、どれだけ洗っても落ちません。
ティファールの公式サイトによると、油をひいても食材がくっつくようになった場合、それはノンスティック加工の劣化が進んでいるサインです。
このような状況では、フライパンを新しいものに買い替える時期だとアドバイスされています。
ティファールのフライパンを正しく使う方法
テフロン加工フライパンの正しい使用とお手入れにはいくつかのポイントがあります。
- 空焚きは避けてください。
- 予熱は1分から1分半程度が適切です。
- 高温調理は避けるべきです。
- テフロンは熱伝導が良いため、中火以下で調理が可能です。
- 角が丸い調理器具を使用することを推奨します。
- 木製や樹脂製のものはフライパンの表面を傷つけにくいです。
- 調理前には少量の油を使用すると良いでしょう。
また、洗い方にも注意が必要です。
- フライパンは使用後、完全に冷めてから洗うこと。急激な温度変化はノンスティック加工を損なう原因になります。
- 中性洗剤の使用が推奨されます。塩分や油分が残るとコーティングの剥がれの原因になります。
- 柔らかいスポンジを使って洗うことが望ましいです。
テフロン加工が剥がれたり、焦げついたりした場合は、新しいものに買い換えるか、加工を復活させる方法がありますが、実際には新しいフライパンを購入するのが一般的です。
その他、調理後に長時間食品を入れておくのを避け、フライパンの上に他の重い物を置かないようにしてください。
これにより、テフロン加工を長持ちさせることができます。
さらに、以下の注意点も重要です。
- 金属製のヘラの使用は避けてください。ティファール製品には金属ヘラも使えると記載されている場合もありますが、コーティングを長持ちさせるためには使用しない方がよいでしょう。
- 調理後は食品を長時間フライパン内に放置しないでください。これもコーティングへのダメージの原因となります。
フライパンの調理面に他の鍋や食器を重ねて保管するのも避けてください。
重ねることで表面が傷つき、加工が剥がれるリスクが高まります。
テフロン加工のフライパンが損傷した場合には、基本的には新しいものに交換することをお勧めします。
しかし、コーティングを「復活させる」という方法も存在はしますが、その効果は一時的かもしれません。
フライパンの性能を最大限に保つために、正しい使用とお手入れ方法を守ることが最も効果的です。
これにより、フライパンをより長く、安全に使用することが可能になります。
ティファールの焦げ付きを復活させる方法
フッ素加工の再施工にはいくつかの方法がありますが、自宅で行う方法としては、「フッ素革命」という製品があります。
これを使えば、剥がれたフッ素コーティングを自分で新たに施工することが可能です。
使用方法は非常にシンプルで、フッ素革命を塗布してから拭き取るだけです。
この方法では、工程が複雑でなく簡単に行えますが、新品の状態まで完全に復元するのは難しい場合もあります。
フッ素加工のリニューアルを専門業者に依頼する方法もあります。
このサービスを提供する業者なら、古くなったフライパンを再加工してくれます。
料金は大体1,500円から2,000円程度で、その上に送料が加算されます。
フライパンを大切に長く使いたい方には適した選択肢です。
しかし、我が家では郵送の手間や、再加工が完了するまでの2~3週間の待ち時間を考慮し、新しく購入することに決めました。
また、アルファ技研という業者によると、ティファールの取っ手が固定されているタイプのフライパンは再加工ができないとのことでした。
我が家のフライパンはそもそも加工不可能でした。
一方で、焦げ付きにくく、油を使用しなくても調理が可能なルールのフライパンがあります。
これは私の実家でも長年愛用されており、健康を気にする人にもおすすめです。
価格は高めですが、10年の保証が付いており、価値のある投資だと思います。
ティファールのフライパンを長く愛用するコツ
少量の油を引く
空焚き、つまり油を使わずにフライパンを加熱することは、フライパンのコーティングにダメージを与える可能性があります。
少しの油やバターを使用することで、コーティングを守りながら調理することが推奨されます。
弱火か中火で使う
調理時の火加減は中火以下に保つことが大切です。
特にティファールのフライパンを高温で使用すると、コーティングが損傷する恐れがありますので、注意が必要です。
マークの色が変わったら使う
フライパンにある赤いマークの色が変化した際は、すぐに料理を開始してください。
このマークの色が変わるのは、適切な調理温度に達したことを示しています。
もし色が変わった後も放置すると、フライパンが過熱し、内部のコーティングに損傷を与える可能性があります。
金属製の調理器具は使用しない
ティファールのフライパンを使用する際は、金属製の調理器具の使用を避けることが重要です。
金属はフライパンのコーティングを傷つける可能性が高いため、コーティングの寿命を延ばすためには樹脂製、シリコン製、または木製のキッチンツールを使うことを推奨します。
ティファールのフライパンは冷やしてから柔らかいスポンジで洗う
急な温度変化はフライパンのコーティングや形状にダメージを与えることがあります。
そのため、フライパンを少し冷ましてから洗うことが推奨されます。
また、柔らかいスポンジを使い、中性洗剤で優しく洗いましょう。
ティファールのフライパンを買い替えるタイミングは?
ティファールのフライパンは、コーティングが損傷した際には交換が必要です。
コーティングが剥がれているかどうかは、調理時に食材がフライパンにどれだけくっつくかで判断できます。
食材が通常よりもくっつく場合、これはフライパンのコーティングが剥がれているという明確な兆候です。
視覚的にもコーティングの損傷が明らかな場合は、新しいフライパンを購入する時期と考えましょう。
フライパンが明らかに変形したり歪んだりしている場合、それは買い替えが必要な兆候です。
長期間の使用により、フライパンにヒビが入る可能性があり、これは安全に使用できない状態を意味します。
また、コンロに置いた時にフライパンがガタつくのを感じる場合も、底部が歪んでいる証拠です。
これらの兆候が見られたら、フライパンの寿命と考え、新しいものに交換することをお勧めします。
ティファールの焦げ付く汚れ落とし方
ティファールの取扱説明書には、こびりつき汚れを取るために中性洗剤を使用する方法が説明されています。
この方法では、フライパンや鍋に水と中性洗剤を入れて、約5分間煮沸することが推奨されています。
このクリーニング方法を既に試してみたでしょうか?
もし実践しても焦げ付きが取れなかった場合は、重曹を使用して焦げを除去する方法を試してみることをお勧めします。
ティファールの焦げ付きは重曹が活躍
焦げを落とすために重曹は効果的ですが、ティファールの製品においては取扱い説明書で注意が必要です。
その説明書には、お酢のような酸性物質や重曹のようなアルカリ性物質の使用を避けるよう指示されています。
これは、これらの物質が腐食を引き起こす可能性があるためです。
焦げを落とした後は、必ずしっかりと洗い流すことが重要です。
安全な使用のため、ティファールの指示に従ってください。
ティファール焦げ付きを落とすために用意するものは、
- 重曹
- 水
だけです。
重曹を使った焦げ落とし方法は非常に簡単です。
まず、必要なのは重曹と水だけです。
重曹、その化学名を炭酸水素ナトリウムと言い、これを熱すると分解して炭酸ガスを発生させます。
このガスが作用して焦げを浮かせるわけです。
具体的には、1リットルの水に対して大さじ2の重曹を加えます。
焦げの程度に応じて、重曹の量を調整することができます。
ただし、重曹は沸騰する前に水に加えるようにしてください。
沸騰後に加えると、泡立ちやすく、吹きこぼれる危険があります。
まとめ
ティファールのフライパンの焦げ落としと使い方の注意点を説明してきましたが、いかがでしたか?
もし、あまりにも焦げが酷いようであればフッ素樹脂は自宅で加工はできないため、
新しいフライパンを購入することをオススメします。
それなりに値が張るものじゃなければ、
1年くらいで買い替えの時期を考える方が焦げ落としをしなくて済む分、楽なのかもしれませんね!
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